小型犬の飼育

室内犬として人気の小型種

犬の中では小さなほう

人々からは小型犬と呼ばれていても実際にはそんなに小さくもない気がするこのタイプの犬は、重量が13.5キロ以下というのが一応の基準になっています。 その下にも超小型犬というクラスがありこちらは体重が4.5キロ以下の犬が該当するので、正確には小型犬は体重4.5~13.5キロの範囲内であると いうのが識者の間での認識になるでしょう。 でも一般人は4.5キロ以下の超小型犬も小型犬に含めてしまいそうですし、あまり難しく考えなくてもいいかと思います。 お茶を飲みながらの日常会話ではこの2つを区別しなくても話は通じますし、細かいことは気にしない人でなくても両者を合わせて小型犬と呼称することに そんなに抵抗もないのではないでしょうか。 いちおうは小さいので室内で飼育されることもありますし、チワワなんかだと屋外の犬小屋に住まわせることのほうが少なそうで 飼い主達と一緒に生活してる感じも味わえるのも人気の秘訣かもしれません。 また超小型犬ならカバンやカゴに入れての移動も楽なので、車や電車で遠くの公園までお出掛けしたり、バスやフェリーで離島に散歩へ連れて行くのも簡単で 思い出もたくさん作りやすいでしょう。 大型犬だと自家用車に乗せるのも一苦労で、バスや電車では一緒に出かけることも難しいのに比べると小さいことは大きなメリットになります。 餌代も少なくお世話も簡単なので、女性にも人気が高いようです。

小さいので移動も楽チン

簡単に抱きかかえられるサイズの小型犬は一緒にお出掛けするのがとっても楽なので、常にペットと一緒にいたい人にはお勧めかもしれません。 バスや車に乗せる場合は専用のカゴやキャリーバックに入れて移動させますが、ペットショップへ行けばそうしたペット用品はすぐに見つかります。 大き目のカバンがあるからペットを収納するのに使おう、とペット専用の製品を使わずに適当な物で代用する飼い主さんもいますが、 ひょっとしたら中で辛い思いをするかもしれませんのでできるだけ移動用に開発された品を使って下さい。 近場にペットショップがなくても今ならインターネットで注文をすれば自宅まで配達してもらえますし、入手が困難というのは言い訳になりません。 首輪やペットフードを買うついでに店員さんに尋ねればお店で扱っているかもわかりますし、店頭になくても注文すれば取り寄せしてもらえるかもしれません。 手に入れればどこでも一緒に行ける、移動中もそこそこ快適に過ごしてもらえるので小型犬を飼育するのなら持っておきたいアイテムです。 ただし公共の場に連れて行ったり通過するのならしっかり躾もしてなければならず、ちょっとしたことで吼えまくったり 所構わず小便をしないように育てなければ他の人の迷惑になってしまいます。 トイレの躾や無駄に吼えることを矯正するためのペット用品も市販されていますので、お出掛けデビューさせる前に飼い主さんがしっかり教育してあげましょう。

飼育のコツ

住宅の中で飼育されやすい小型犬は屋外で駆け回る大型や中型の犬よりも運動不足になりやすいので飼い主は注意しましょう。 毎日散歩に連れて行ってあげれば運動量自体はそんなに劣ることもありませんが、屋内では走ったり飛んだりすることは禁止させるでしょうし、 激しく肢体を動かす機会はとても少なくなってしまうのです。 また暑さや寒さから守ってくれるエアコンのおかげで、屋外で飼育されるペットよりも消費カロリーが少なくなるという点にも注意です。 寒かったら身体を動かして熱を発生させるのでカロリーを消費しやすいのですが、暖房の効いた部屋の中で過ごすペットはその必要がないため太りやすくなります。 じゃあその分ペットフードを減らそう、というのは加減を間違えると衰弱させてしまいますし、飼い主と一緒に食事制限をしてダイエットというのも スタイルを気にしない動物としては迷惑な話でしょう。 屋内で飼育するのなら散歩を少し念入りにするようにしてあげる、これが一番効果的なので散歩用のペット用品には力を入れましょう。 あとはいつでも視界に入るからと構ってあげ過ぎると甘えん坊に育ってしまうのでこれにも注意したほうがいいかもしれません。 四六時中一緒に遊ぶのが当たり前になったらとても我侭な性格になってしまい、飼い主が外出している間は凄く寂しがって鳴きっぱなしになることもあります。